コンにちは、狐のPCです!(@kitunepc)
パソコンでイラストを描くのは、かなり快適です。
何が快適か?それはズバリ「何度でもやり直せること!」です。
紙に描いていて間違って、取り返しがつかないことはありませんか?
それをパソコンでは、何度でも取り返しがつくのです!
さらに、
・データとして綺麗に残せる(スマホとかに入れられる)
・複製が簡単
・色々なツールがあって、かえってアナログよりお金がかからない
という利点があります。
当然、アナログにはアナログの良さがあります。
それと同時に、デジタルにもたくさん良さがあります。
さて、そんなデジタルイラストですが、実際に必要な道具って何があるのでしょうか・・・。
結論はこの3つ!
・パソコン
・ペンタブレット
・アプリ
です。
ただ、これは最低限必要なものです。
快適にイラスト作成するのであれば、この他に2つ必要なものがあります。
・拡張ディスプレイ
・液晶ペンタブレット
です。
それでは早速詳しく解説していきます!
パソコンでイラストを描く利点
まず、パソコンでイラストを描く利点についてお話させて頂きたいと思います!
先に書いた通り、次の3点が主な利点です。
・データとして綺麗に残せる(スマホとかに入れられる)
・複製が簡単
・色々なツールがあって、かえってアナログよりお金がかからない
これをもう少し詳しく解説させて頂きます!
データとして綺麗に残せる・複製が簡単
アナログでも写真に撮れば綺麗に残せます・・・が、素人には難しいですよね。高級な一眼レフでも持っていないと・・・。
その点、パソコンで描けばデータそのものですので、綺麗に各デバイス内で残すことができます。
待ち受け画面にしたり、いつでも途中から描き始めることもできます。
複製も簡単で、ドラッグ&ドロップするだけです。
アナログでもスキャナー(描いたイラストをパソコン内に取り込む機械)を使用すれば、データとして残せますが、相当いいスキャナーじゃない限り、劣化して見えてしまいます。
色々なツールがある
アナログでも、「鉛筆」「ブラシ」「ペン(Gペンなど)」「絵の具」など様々なツールを使うと思います。
これを1から全て揃えるとなると大変ですし、消耗品もあるので長い目で見て費用も掛かってしまいます。
しかしパソコンであれば、1つのソフトウェアで大体のツールが揃っています。値段も数千円〜数万円まで幅広くあり、数千円程度でもかなりクオリティが高いです。しかも、追加でブラシツールなどを購入できるので、買いに行く手間を省くこともでき、イラスト作業に没頭できます。
必要な道具は3つ!
イラストをパソコンで描く利点を紹介したところで、次は、実際に必要な道具を紹介します。
結論から申しますと、必要な道具は以下の3つ!
・パソコン
・ペンタブレット
・イラスト作成アプリ
たったこの3つ!
それでは1つ1つ解説していきます!
パソコン
「パソコンでイラストを描く」と銘打っているからには必須です。
ただ一口にパソコンとは言っても、その辺に売っている安いパソコンでは満足に描けません。(むしろ描けないこともあるかも・・・)
そこで、お勧めのパソコンを紹介致します!
ノートパソコン
- THIRDWAVE DX-C3(とりあえずイラストを描きたい人向け)
価格73,980 円(税込)
メモリ8GB
ストレージ256GB /SSD
インターフェイスUSB3.0(2) HDMI(1) LAN(1)
ー解説ー
クリップスタジオが動作する最低限の環境です。無料版で軽いものなら気にならないでしょう。
ストレージに関しては、SSDを使用しているので起動・記録が早いですが、イラストを数多く保存するには外付けのハードディスクを使用するのが無難でしょう。メモリに関しても、もう少しは欲しいところです。
プラスな面として、価格が7万円台と手が出しやすく、インターフェイスに関しては、USB端子の隣にHDMI端子があるので、液晶ペンタブレットを接続するには問題ないです。
ーひとことー
安く手に入れたい。本格的じゃなくていいから、とにかくイラストを描いてみたい人向けです。
ー販売元URLー
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=3&mc=9635&sn=3952 - G-Tune P5(安定してイラスト制作ができゲームもしたい人向け)
価格 114,800円(税込)~
画面 15.6型 フルHDノングレア(IPSパネル/ LEDバックライト)
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-10750H プロセッサー
ストレージ 256GB/SSD
メモリ 16GB
インターフェイス USB3.1(2) USB2.0(1) LAN(1) HDMI(1) USBType-C(1)
グラフィックス GeForce® GTX 1650 / インテル® UHD グラフィックス
動作時間(バッテリー) 約10時間
重量 約2.03kg
ー解説ー
快適にイラスト作成ができ、ゲームもある程度できます。ストレージに関してはこちらも、容量が大きい方ではないので、外付けを使用する事になるでしょう。また、CPUの性能も良いため、動作も軽く快適に作業ができます。
ー販売元URLー
https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gg-tune-p5/
デスクトップパソコン
- Ryzen デスクトップPC(カスタマイズを楽しみたい人向け)
価格 94,380円(税込)
CPU AMD® Ryzen 5 Pro 4650G プロセッサー
ストレージ 240GB SSD
メモリ 8GB
モニター(画面) +19,800円~
キーボード +2,980円~
マウス +980円~
ー解説ー
CPU、メモリ、ハードディスク、モニターなどを自分好みにカスタマイズして発注することが可能です。性能としては申し分なく、メモリも8GBあるため余裕でイラスト作成ソフトを使うことができます。ただ、グラフィックボードを積んでいないため複数のモニターを接続するにはやや不安があるかもしれません。しかし、搭載しているCPUが、グラフィックに強いAMD社製の為、イラストを作成する分には快適です。
欠点としては、モニターなど、追加で料金が掛かります。本体でも10万手前ですので、金額的にはノートパソコンよりお金がかかります。
ー販売元ー
https://pc-seven.co.jp/spc/7776.html
パソコンを選ぶ際のポイント
では根本的にパソコンを選ぶ際のポイントをご紹介させて頂きます。
ずばりこの4つ!
①CPUはIntelのCore i5以上
②メモリは8GB以上
③内蔵ドライバはSSDを選ぶ(容量が小さくても)
④通販サイトで買う場合は、低評価レビューを参考にする(特にAmazonの場合は)
ー解説ー
①のCPUはよほど低スペック(シングルコアとか)でない限りはそこまで気にしなくてもいいかもしれません。わかりやすいインテルのCore i5などのCoreシリーズを選ぶと間違いないように思います。
重要なのは②、③、④です。
メモリは、作業台が狭いか広いかなので、狭いとその分同時にいろんな作業ができなくなります。(最低でも8GB以上が望ましいです)
内臓ドライバは容量が小さくても、SSDがおすすめです。SSDはHDDに比べ読み込み速度が早いのが特徴で、起動ドライバに設定しておくとそれだけで起動が早くなります。(初期から搭載されているなら設定されてる)
通販サイトのレビューは、高評価レビューも参考になりますが、サクラの可能性もあるので、低評価レビューを参考にすると良いと思います。実際に生の声は参考になるかと思います!
タブレット
ペンタブレットには大きく分けて2種類あります。
・ペンタブレット
・液晶ペンタブレット
あとは、タブレット端末があります。それも大きく分けて2つあります。
・タブレット(iPadなどです)
・タブレットPC
この4種類がありますが、それぞれ何が違うのでしょうか?
1つ1つ解説させていただき、おすすめ機種を紹介いたします。
ペンタブレット
![](https://kitune-pc.com/wp-content/uploads/2022/02/pen-g3766e58ce_1920-1024x685.jpg)
こちらは、パソコンに接続して「紙」のように扱うことができるものになります。
以下のような特徴があります。
・比較的に安価
・ペンタブレット本体には画面が搭載さえていない、あくまで画面はパソコン画面のみ
・専用のペンがついている
・USBでパソコンと接続する
画像の様に「画面のないタブレット」にペンという形です。
実際の使用感としては
①パソコンのUSBに接続して使えるので、少し気軽に絵を描けます。(画像のは恐らくBluetoothだと思いますが)
②画面が離れているので、多少慣れないと書きにくい部分はあります。
液晶ペンタブレット
ペンタブレットに画面が付いたものが、液晶ペンタブレットになります。液タブとも言われています。(以下液タブ)
液タブの利点は、何と言ってもこの「画面がついている」ことで、紙に描いている時と近い感覚で描くことができます。
ただし、ペンタブレットより基本的には高価なものになります。10万円~30万円ほどします。
![](https://kitune-pc.com/wp-content/uploads/2021/06/4944874_m-1024x684.jpg)
画像のような太めのペンを使用します。これが結構描きやすいです(^^♪
タブレット端末
次はタブレット端末です。iPadやXperiaタブレットなどがそれにあたります。
結論から言ってしまうと、書き心地はペンタブレットより劣ります。
その理由は、画面の表面にあります。
ペンタブレットは、ペンが引っかかりやすく紙のような質感なのに対し、タブレット端末はツルツルです。
僕はiPadを愛用していますが、やはり描きにくさは否めません。
タブレットPC
最後はタブレットPCです。一言でいうと、タッチ画面が搭載されているノートパソコンです。
また、ほとんどのタブレットPCはキーボードと画面を外すことができます。
タブレット端末とタブレットPCの大きな違いはOSが違う事です。
タブレット端末=Android、iOS
タブレットPC=Windows
そのため、使えるアプリに違いがあります。その点を考慮して買うこともポイントです。
イラストアプリ
最後に、必要不可欠なのが「イラストアプリ」です。
イラストアプリは無料と有料がありますが、お試しで無料版を使い、デジタルイラストに慣れたら、有料版を使うのがおススメです!
おすすめのイラストアプリは、こちらで紹介しています⇨「おススメイラストアプリ11選」
おすすめの構成
それでは、最終的なおすすめのもの&構成をランキング方式で紹介いたします!
第1位 液晶ペンタブレット(OS入り)単体
これは液晶ペンタブレット本体にWindowsOSが入っているものになります。つまり、液晶ペンタブレット単体で、WindowsOS対応のアプリを使ってイラストを作成できるということです。
結局これが一番最強だと感じます。
- 非常に高価だが、本体だけでイラスト作成が可能
- Windows、グラフィックボードなどを搭載。その辺のパソコンよりスペックが高い
- 手軽に持ち運べることから、ビジネスシーンでも活躍する(メモや素早くデザインを形にしたい時など)
第2位 デスクトップパソコン+液晶ペンタブレット
古くから、プロ~アマチュアまで愛用されている構成になります。
この構成は、第1位を2つに分割した構成になっています。
パソコンで、ブログを執筆したり、SNSなどに描いたイラストをアップロードしたりすることもできます。
- パソコンがあるため、パソコンでできることが一通りできる
- パソコン画面と、ペンタブレット画面の2画面で見やすい(ディスプレイを拡張しやすい)
- パソコンのスペックに左右される
- パソコン本体も置くため、場所を選ぶ
第3位 ノートパソコン+ペンタブレット
この構成は手軽にでき、それでいてしっかりと描きたい人向けです。
ノートパソコンを使用するので、外出先でも描くことができます。また、こちらもパソコンを使用するので、描いたイラストをブログに載せたりが気軽にできます。
第2位に比べ、スッペクや快適性は劣りますが、物理的に、外出先に持っていけるのは強みですね!
- 多少かさばるが、物理的には持ち運びが可能
- ノートパソコンが、イラスト以外でも活躍する(ブログとか、ビジネス文書作成など)
- ものによってはデスクトップパソコンより、スペックが劣る
- ペンタブレット本体には画面が搭載されていない。そのため、ノートパソコンの画面を見ながら、手元でペンタブレット上に描くイメージ(慣れないと描きにくい)
第4位 デスクトップパソコン+ペンタブレット
「ん?、3位がノートパソコン+ペンタブレットだったのに、なんでデスクトップにしたら4位なの?」と思った方もいるかもしれません。
それは、「デスクトップパソコンとペンタブレットの旨味が、それぞれ消えてしまうから」です。
もちろん、デスクトップパソコン+ペンタブレットでも全然問題はありません。むしろいいでしょう。しかし、デスクトップパソコンは「比較的ハイスペックで、画面も拡張しやすく、インターフェイスが充実している」、ペンタブレットは「比較的安価で、持ち運びが楽で、USB接続だけだから手軽」という相反する様な旨味が、ぶつかってしまうのです。
加えて言うと、デスクトップパソコンは「比較的高価で、場所が固定されている」というデメリットが、ペンタブレットの「持ち運びが楽」というメリットにうまく噛み合っていないのです。
そのため、4位となりました。
ただし、「デスクトップパソコンが欲しい又はすでに持っているけど、液晶ペンタブレットは高いから、ペンタブレットにする」という選択肢はいいと思います( ^ω^ )
実は、僕も最初はそうでした・・・。
- デスクトップパソコンの特徴は第3位と一緒
- 液晶ペンタブレットより安い
- USB接続のみの為、HDMIポートが少なかったり、離れているパソコンにも対応できる
第5位 タブレット端末
最後は、iPadなどのタブレット端末です。
タブレット端末のOSは、AndroidまたはiOSです。そのため、1位〜4位と比べて使えるアプリが異なります。
タブレット端末の良いところは、何と言っても、「持ち運びが便利」なことで、場所を選ばずに描くことができます。
- 持ち運びが便利で、場所を選ばない
- 画面の表面がツルツルしているため、そのままでは描きにくい
- 指でも描ける
- 本体にペンが付属されていない場合は、ペン選びも重要
- 使用できるアプリが、パソコンとは異なる
まとめ パソコンでイラストを描くために!
それでは最後に、ポイントをまとめさせて頂きたいと思います!
- パソコン+ペンタブレット(液晶ペンタブレット含む
- タブレット端末(タブレットPC含む)
- イラスト作成アプリ
以上が、「デジタルイラストを描くために必要な道具」でした。
イラストの他にも、
・グラフィック
・デザイン
・モデリング
・設計図づくり
ができます。
これらのツールを使って、自分の思い描くものを作り出すと楽しいですよね(*´▽`*)
ご参考になれば幸いです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
画像元
・メイン画像(最上部):写真ACの水川響さん
![](https://kitune-pc.com/wp-content/uploads/2021/07/ブログ用 お問い合わせへ-1024x174.jpg)
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