iPadProを2年間使ってみて分かったこと。「ノートPCの代わりにはならなかった件」

iPad Proはノートパソコンの代わりにならなかった件

こんにちは!狐のPCです。(@kitunepc

 コンにちは!狐のPCです!(@kitunePC
 約2年間”iPadPro”を使ったみて見えてきた、MacBookAirとの違いをご紹介いたします!
 これからご購入する方の参考になれば幸いです!

主にiPadProを使用したシチュエーション
・ライティング(ブログや文書作成)
・Youtube視聴
・音楽再生
・画像編集、作成
・エクセル
・写真撮影

iPadProのいいところ

 それではまず、iPadProのいいところになります。とはいっても、普通のiPadを使ったことありませんので、iPadそのもののいいところかもしれませんが・・・。

Wi-Fiギャザリングが自動的に発動する

 近くに連携しているiPhoneがあると、iPadを開いた時、自動的にデザリングされます。その為、自然な形でインターネットをすることができます。MacBookAirでは、iPhoneの方で、ちょっとした操作を毎回しないといけないんですよね〜。

※連携しているiPhoneはキャリア契約(モバイル通信)していることが条件です。
※僕の使用しているMacBookAirは、古い型とOSなので、今は自動でWi-Fiデザリングが発動するかもしれません。

タッチ操作が普通に便利

 これは言うまでもなく、MacBook Airと大きく異なる点です。

タッチ操作で便利な点

  • トップ画面に戻ったり、画面を分割したり、ドラッグしたりするときに、いちいちマウスポインターやキーボードに触れずにできるので、”感覚的に操作”できる
  • 画像にメモ書きできる
  • 軽いイラストなら簡単に描ける(iPadProだけで完結できる)

 画像にメモ書きできるのはかなり便利で、例えば、部屋の写真をとって「ここに家具を置こう」とか、資料の写真をとって「ここが大事」と線を引っ張ったりすることができます。外側にカメラが付いているからこそ、できるのですね!
タッチ操作に慣れると、MacBook Airを使っているときに、間違って画面をタッチしてしまいます(笑)

カメラが搭載されている

 前項でも触れましたが、アウトカメラが搭載されている点もMacBook Airと大きく異なる点です。
 しかも、まぁまぁの画質なので、旅行先の写真や動画撮影では困りません。もちろん、インカメラもついているので、出張先でのテレビ電話も普通にできます。
 まぁ、iPhoneを持っていれば、あまりiPadProで写真を撮らないのですが・・・。

iPhoneよりは音質がいい

 僕が使っている2020年モデルのiPadProでは上下にスピーカーがついています。そのおかげか、立体的に聞こえます。圧倒的にiPhoneより音質がいいです。
 作業中にちょっと音楽をかけたい時などは、重宝します。

サイズがちょうどいい(11インチモデル)

 重さは一旦抜きにして、サイズがちょうどいいです。その為、バッグ選びに困りません!

iPadPro11インチ(2020)=縦247.6mm、横178.5mm、重さ=466g(Wi-Fiモデル)

 MacBook Air(2021)=幅300.41mm、奥行き210.24mm、重さ=1.29kg

重さもiPadProの方が圧倒的に軽いですね!

iPadProの気になった所

 今度は、「ここ使いにくいなぁ」などと思った点を紹介致します。

キーボードが使いにくい

 これは、純正の「iPadPro用Magic keyboard」を使うならばの話になってしまいますが、MacBookAirより面積が狭い分打ちにくさがあります(これは仕方がないですが)
 その他にも、変換候補が多少MacBookAirと違ったり、Shiftキーの使い心地が違います。

 例えば、「“」←これ。iPadProだとデフォルトの二重引用符がこう出てきます。しかし、打ちたいのはこれ「”」。普通に文章を書くだけなら問題ないですが、プログラミングだと、「”」これじゃないと認識しない時があります。分かりにくいですが、微妙に違うんです!
※分かりにくくてすいません。要は、打ちたい文字が微妙に違うんです。

 Shiftキーですが、MacBook Airの方では「Shift+英字=大文字の英字」でしたが、iPadProでは「変換候補として」出てきます。
つまり、「Shift+英字=変換=大文字の英字」とワンクッション経由しないといけないのです。これがわりと手間・・・。

純正のMagic Keyboardを付けると重く感じる

 「そりゃ付けないよりは重くなるよ」と思われますが、体感だと、 MacBook Airより重く感じます。
 iPadProの利点の1つである、「手軽さ」「携帯性」が失われたように感じてしまいました。
 (実際、ライティングするならMagic Keyboardは必須級のアイテムですが)

 調べたところ、11インチ用のMagic Keyboardの重さは、なんと600g。本体より重いらしいです。
 てことは、最低でもiPadPro2個分以上?「そりゃ重いわ」

 あと恐らく、Magic Keyboardに電力を供給しているせいか、iPadPro本体の充電の減りが少し早くなったように感じます。

Apple Pencilがやや使いづらい

 イラストやデザインを作成するなら、必須アイテムであり、問題はないですが、それ以外の用途では使いづらさが目立ちました。
 なぜなら、割と反応しないことがありました。しかも、iPadPro本体に取り付けていると、たまにポロッと落ちます。
 「まぁ、普段使い用に設定されたアイテムではないと思うので、普段使いは指で十分ですね」

普通のフィルムではツルツルして、イラストが描きにくい

 ペンタブレットなど使ったことがある人は分かるかもしれませんが、あれは表面が紙質に似ている設計になっています。その為、イラストなど、描きやすいです。
 しかし、iPadProは普通にツルツルです。普通のフィルムでもツルツルです。

 なので、頻繁にイラストやデザインを作成したい人は、それ用のフィルムを貼ることをお勧めします!

iPadProはこんな人にオススメ!

イラストをある程度描けて、外出先でちょっとライティングしたい人

 Macbookとは違い、タッチ操作=イラスト作成を単体で行うことができます。
 また、純正のMagickeyboardを装着すると重くなるとはいえ、他のノートパソコンに比べると軽い方だと思います。なので、外出先で「ちょっとライティングしたい」という人にはオススメです!

 純正のMagickeyboardではなくても、Bluetoothキーボードはたくさん出ているので、検討の余地ありです!

アイデアをすぐに形にしたい

 どんどんグローバル化してくると、情報や企画などが高速化します。
 こんな時代に「アイデアが思いついたから、新鮮な記憶のまま形にしたい!」というシチュエーションはよくあることだと思います。
 そこでiPadProがあればメモ書き・デザインも直感的に行えます!つまりノートいらず!

 ノートだと古いものはかさばるので除去することになりますが、iPadProであれば、データとして保存・共有できます。
 この時代で大切になってくるのは「共有」だと思いますので、iPadProならその辺も解決です! 

写真を撮って、すぐに加工し、インスタなどにあげたい

 スマホでも写真を加工してインスタに気軽に上げられますが「ちょっとデザインにこだわりたい」という場合には、画面が大きいiPadProが便利です。
 また、iPadProの方が、純粋に処理性能が高いので、高性能なアプリも使うことができます。
 例えば、僕が愛用している「CLIP STUDIO PAINT」なんかも、スマホでの使用は難しいです。

熱烈なAppleユーザー

 Apple製品を複数持っていると、様々な形で連携され、恩恵が得られます。
例えば
・写真
・動画
・文書(メモ帳やワードなど)
・音楽
・アカウント(アプリ管理や支払いなど)
などが常に共有されます(一部手動な部分はありますが)
 つまり「iPadProでデザインした画像を、スマホでインスタにあげる」や「外出先で作った文書を家のパソコンで編集できる」などができます。

逆にオススメしない人

がっつりライティングなどをする人

 がっつりとライティング・動画編集・イラスト作成などがしたい人には向きません。
 ライティングに関しては、「気になった所」で紹介したように、パソコンなどのデバイスに比べると、キーボードの使いづらさが目立ちました。
 イラスト作成や動画編集も、がっつりしたい場合はスペック不足が否めません。使えるアプリも限られてくるので・・・。

プログラミングしたい人

 実際にがっつりプログラミングをしたことがないので何とも言えませんが、キーボードが使いにくい場合は、やはりプログラミングにも影響が出てしまうと思います。
 実際に、HTMLコードを打つ際に、打てない文字があり不便だったことがあります。
※打てない文字に関しては、ユーザー辞書の設定で何とかなります。

パソコンのように使いたい人

 しつこいようですが、「パソコンの代わりに使いたい」と思っている方には向いていないかもしれません。
 あくまで、「”セカンドデバイス”としてはかなり重宝する」といった印象でした。

総評

 まさに”器用貧乏”という印象でしょうか。
 「ライティングもできるし、イラストも描けるし、写真・動画も撮れるし・・・」と何でもできますが、快適性・強くこだわりたいという要望には中々応えてくれなそうな感じです。

しかし、
〇「Apple製品を使っていて、セカンドデバイスが欲しい」
〇「とりあえず、何でもそつなくこなせるのが欲しい」
〇「スタイリッシュなデバイスが欲しい」
〇「スマホの拡張版っぽいのが欲しい」
という方には、間違いなくオススメです!

公式HP:Apple(iPad)

今後のiPadはどうなるのか

 では今後のiPadはどうなっていくのでしょうか。ここからは、僕のただただ願望です(笑)

  1. 純正Magickeyboardなどのアクセサリが軽量化される。
  2. MacOSが搭載され、Macbookと同じ使用感になる。(実質、タッチ機能搭載のMacbook)
  3. 折り畳み式になり、コンパクトになる。(折曲がった片方がキーボードになる)
  4. Apple家電が普及し、同期できるようになる。(iPhnoeでもできる)
  5. Applepencilが標準装備となり、本体の中にしまうことができる。

 ただの本気の願望です(笑)
 実現するといいな(*’▽’)

この記事が、少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございました。
これからも、有益な記事を執筆できるように心がけていきます!
私は皆様の、素敵なデジタル生活を応援しております!

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シャッテン・レナード
パソコン大好きシャッテン・レナードです。 長年PCに触れきた経験を活かしたくて始めたブログです。 また、マーケターにも憧れていて、日々勉強しています! よろしくお願い致します!