パソコンが重いんだけど?「それはメモリのせいだ!」メモリ交換の簡単な方法【Windows】

パソコンが重いのはメモリのせいだ

こんにちは!狐のPCです。(@kitunepc

「今のパソコン重くないですか?」
・・・
それは、メモリのせいかもしれません!

そんなわけで今回は主に
・メモリがどんどん圧迫される理由と対策
・メモリの交換方法
・おすすめのメモリ
の3点を軸に執筆致しました!

この記事はこんな人にオススメ
  • パソコンが重いことに悩んでいる
  • メモリを交換or増設したい

パソコンが重くなる原因はメモリ!?

メモリはデータを一時保存しておく場所です。HDDなどとは異なる記憶媒体です。

メモリとは、例えるなら”作業台”です。
つまり、作業台の上にいっぱいものが散らかっていると、作業が遅くなります。
これがいわゆるパソコンが重くなった状態。(他にも原因はあるかもしれませんが)

だから、パソコンの負荷とメモリの容量が合致していないと、パソコンが重くなります。処理しきれなくなるので・・・。

メモリの使用状況を確認

①画面下部のタスクバーを右クリック(何もないところ)

②タスクマネージャーをクリック

③タブの「メモリ」をクリック

 ここのメモリ使用率が80~90%以上であれば、ご自分の使い方にメモリ容量が合っていないと考えられます。

メモリを圧迫する理由と対策

さて、「パソコンの負荷とメモリの容量が合致しないと」と書きましたが、「パソコンの負荷って?」「何もやること増やしてないのに、最近重くなるんだけど?」と思われる方もいるかと思われます。 
そこで以下の原因が考えられます。

①パソコンをアップデートするごとに、アプリケーションの容量が増える
 =メモリの使用量が増える
②アップデート時の、一時ファイルが残る
③履歴(Cookie、ダウンロード履歴など)が蓄積する
④同時に複数のアプリケーションを開いている
⑤ハードディスクの容量がいっぱい
⑥周辺機器をたくさん接続している

特にこの中の①と②が「何もしていないのに重くなる」の原因と考えられます。

パソコンのアップデートによる必要容量の増加

例えば、ゲームもアップデートされるたびに容量が増えますよね。それと一緒です。
Windowsも、いわゆるアプリケーションです。
なのでアップデートされるたびに、どうしても容量が増えていき、メモリを圧迫する原因になります。

※アップデートはセキュリティの観点からも、必ずやった方がいいです。

アップデート時の、一時ファイルが残る

アップデートを重ねると、一時ファイルが保存されていきます。これも、意外と容量を食います。
これは、「Windowsの設定⇨システム⇨ストレージ」から消すことができます。

履歴が蓄積する

Cookieやダウンロード履歴はパソコン内に残ります。
つまり、純粋にデータとして容量を圧迫するわけです。

こまめな消去をおすすめします。

Google ChromeやSafariなどのブラウザアプリごとに消去の方法が異なります。

同時にアプリを複数開いている

先ほど”作業台”という表現をしましたが、これになぞらえて考えると、「いっぱい書類が広がった作業台では、どこに何があるのかわからず作業効率が下がる」と同じことがパソコン内で起こります。
ここでいう”作業”とは”アプリ”のことを指します。
※厳密には、”パソコンがアプリの処理をしている”ということです。

メモリ容量(作業台の大きさ)に合わせて、アプリを使う必要があります。
つまり、アプリを開きすぎると遅くなる場合がありますので、都度閉じることをおススメします。

ハードディスクの容量がいっぱい

もしかしたら、ハードディスクの容量がいっぱいなのかもしれません。
食べすぎると、動けなくなるのと一緒ですね!
パソコンで言うと、”断片化”(データを分割して保存する)が起こっていると言われています。これが、遅くなる原因です。

 断片化を解消する方法は
①エクスプローラーを開く
②「PC」をクリック
③修正したいドライブ(HDD)を右クリック
④「プロパティ」をクリック
⑤タブの「ツール」をクリック
⑥「最適化」をクリック
以上です。

また、パソコンが遅いと思った時は、不要なファイルやゴミ箱を消去したりして対処すると良いと思います!

周辺機器をたくさん接続している

あらゆる制御をCPUという部品が担っています。
つまり、周辺機器を接続すればするほど、処理しないといけないことが増えて、負荷がかかり、遅くなる場合があります。

その場合は、不必要な周辺機器は外しておくといいかもしれません。

メモリの交換方法(増設方法)

メモリを取り付ける場所と、軽い説明をさせて頂きます。
メモリ交換は、極めて簡単です!
注意点
メモリをご購入される前に、パソコンの販売元のホームページからメモリの仕様をご確認ください。
BTOパソコンなどの場合は、現在使用しているメモリをご確認ください。
ピンの数などに違いがあり、購入しても、取り付けられない場合があるためです。

ノートパソコンの場合

ノートパソコンの裏面に、画像のような四角い場所があります。
ネジで閉まっていますが開けると、画像の様なものが見つかるはずです。ここが、メモリを取り付けられる場所になります。
あとは、ピン(金色の部分)に合わせてはめるだけです。

デスクトップパソコンの場合

側面パネル等を外します。
すると画像の様な、両脇に白い”つまみ”が並んでいる部品があるはずです。(ものによって色が違う)
その両端の”つまみ”を外側に開くとメモリが押し出されて取ることができます。

これがメモリが取れている状態です。
緑の矢印にご注目ください。白い”つまみ”が外に開いています。
逆に、メモリを取り付ける際は、この白いつまみが開いている状態で差し込んでください。
すると、今度は”つまみ”が押されて勝手に閉まります。最後までカチッとはめたら完了です。

おすすめのメモリ容量(用途別)

用途別にオススメのメモリ容量をご紹介いたします!
先にお伝えしておくと、1つだけのメモリではなく複数枚使い構成する場合があります。
例えば、16GBのメモリなら「8GB×2」みたいな感じ。

 用途は主に4つ
・ネットサーフィンやYoutube視聴など
・デスクワーク(WordやExcelメイン)
・ゲーム
・動画、写真編集(クリエイター向け)
です。

その前に、僕のパソコンで使用率を調査してみました。
結果は以下の通りです。
※表は左右にスクロールできます。(スマホの場合)

項目 使用したアプリ名(条件) メモリ使用量
ネットサーフィン Google Chrome(Youtube含む10タブ) 約1900MB(1.9GB)
イラスト編集 CLIP STUDIO PAINT(1キャンバス) 約135MB
動画編集 Movie Studio(レンタリング中) 約2300MB(2.3GB)
文書作成 KINGSOFT WPSOffice ワード(白紙) 約80MB
ゲーム 原神 PC版(非戦闘時) 約2500MB(2.5GB)

※Youtubeなど、開いているサイトによって、メモリの使用量が変化します。
※何もアプリを開いていない状態(セキュリティアプリや、Google driveなどはバックグラウンドで作動中)で、5.3GB使用していました。

ということは最低でも、5〜6GBは欲しいところですね。
※お使いのパソコンによると思います。(バックグラウンドで作動しているアプリや、接続機器、CPUなどによって異なる)

ネットサーフィンやYoutubeなど

欲しいメモリ容量は最低8GB
普通のネットサーフィンだけならもう少し低くても大丈夫かもしれませんが、Youtubeや Netflixなどを楽しむ為には、最低でもこのくらい欲しいところです。

デスクワーク(Wordや Excel)

欲しいメモリ容量は最低6GB〜
WordやExcel程度であればこれくらいあれば十分です。
zoomを開きながらだと、もう少し欲しい気もしますが・・・。

ゲーム

欲しいメモリ容量は最低8GB〜16GB以上
今回は「原神」というオープンワールド型ゲームでのテストでした。
しかし、原神はまだ軽い方で、FPSなどはもっとメモリを使うかもしれません。

それを考えれば、16GB以上をお勧めします。
ゲームに関しては、グラフィックボード(GPU)やCPU性能も大切になってくるので、一概には言えません。

動画編集・写真編集等(クリエイター向け)

欲しいメモリ容量は最低8GB〜16GB以上
写真編集だけであれば、8GBぐらいで問題ないかもしれませんが、本格的な動画編集では最低でも12GB以上ないと心配です。
もちろん使うアプリにもよりますが、前項でも触れたように、動画のレンタリング(書き出し)中で約2.3GB使っています。
もっと高性能なアプリを使用する場合は、もっとGBを使うかもしれません。

また、ゲームと同様にグラフィックボード(GPU)やCPUの性能も大切になってきます。

おすすめのメモリ

注意点

※紹介するメモリはあくまで一例です。
※ご購入する前に必ず、お使いのパソコンの搭載可能なメモリをネットで調べてください。(パソコンによって仕様が違う)
※ご購入する前に、スロットが空いているかご確認ください。

ノートパソコン

8GB(8GB×1)

16GB(16GB×1)

デスクトップPC用

8GB(8GB×1)

16GB(8GB×2)

まとめ

今回は、「パソコンの動作が遅い原因はメモリでは?」という事に焦点を当てて執筆いたしました。
実際、遅いパソコンのメモリ使用率を確認すると、メモリの使用率が98%ぐらいに達している時があります。
それを考えると、メモリ容量の少なさ圧迫率は無視できません。

用途別にオススメのメモリ容量を紹介いたしましたが、実際には、複数種類のアプリを併用して開く場合があると思いますので、メモリの容量には余裕を持ちたいものです。

この記事が、少しでも皆様のお役に立てたら、幸いです。
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。これからも、有益な記事を執筆できるよう心がけていきます! 

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シャッテン・レナード
パソコン大好きシャッテン・レナードです。 長年PCに触れきた経験を活かしたくて始めたブログです。 また、マーケターにも憧れていて、日々勉強しています! よろしくお願い致します!